イキナリいたしております(笑) ご注意ください! 何度も何度も繰り返した行為なのに、いつまでたっても慣れることが出来ないのは何故だろう。 「菌…」 熱っぽく呼ばれる名に、じんわりと心が火照る。 見つめられる眼差しはいつもより少しばかり真剣で、絡められた視線は放せない。 そして、直に触れる素肌に戸惑いを覚えながらも、快楽を求める体が震える。 「あっ、餡っ…っ」 「なに…」 熱い吐息とともに名を呼ぶと、菌の胸元に顔をうずめたまま返事があるが、会話をする気は無いようでその動作は止められることはない。 「うぁっ…ふっ…んっ…」 のしかかられている体は身動きが取れず、そうでなくとも触れられた箇所から受ける快感は菌を硬直させ、為されるがままだ。 「ふぁぁぁっ…!」 もぞもぞと這うだけだった餡の唇に胸の突起を思い切り吸われて、菌は頭を振った。無造作に長い黒髪が、白いシーツの上に踊る。 「はぁっ、あっ…う…」 餡はするりと手をおろすと、菌の下半身をまさぐった。 既に反応し、勃ち上がりかけていたそれを下着の上からしっかりと握りしめてその形を手でなぞると、菌が息をのんだ。 「ひぁっっ…、やっ…あっ、ま、待っ…んぁぅっ!」 性急な行為に抗議するのは口先ばかりで、それすら封じ込めるかのように餡は目の前にある、先ほどその感触を味わっていた突起を再び口に含んだ。 小さな実を舌先で弄び、手ではやんわりと菌の中心を揉みしごく。 「んぁっ…ひ…ぁっ…」 右手でシーツを掴み、抗議するように左手で餡の髪を掻き抱き、浅く荒く喘ぐ。 腰をよじって強すぎる快感から逃れようとするが、与えられる欲望に力は入らずにその身は震えるだけだった。 餡は左右の胸の突起を順番に口に含み、空いている手で腹と中心を行ったり来たりしてまるで肌触りを楽しむように撫で上げた。 それを執拗に繰り返した後、己の髪を掻いていた菌の手首を捉えて掴みシーツの上に押し付けると、胸元から腹 部へと唇を落とす。 同時に、菌の体が腹からビクンと波打ち、引きつった声が漏れた。 「ひぁ…っ、も…やっ…うんんっ…」 「まだまだこれからじゃない…」 餡は答えたものの、まだ直にさえ触れてない菌のそれはブルブルと震えており、目は虚ろで、肩で息をつく菌の表情からして限界は近そうだ。 「ね、先にいっとく?」 「…っい、やだっ…っ」 餡の提案にとっさに頭を振って拒否を示す。 「…でも、これ大変なことになってるよ」 真っ赤な顔で首を振る菌に、餡はクスクスと笑いながらまるで他人事のように、下着越しにその存在を誇示する物を指先で弾いた。 ビクッと体が跳ねる。 「いっ…餡っ」 「先にイかないって約束する?」 餡は意地の悪い笑みを浮かべて菌の瞳をのぞき込んできた。 手は下半身を包み緩やかに愛撫を繰り返す。 「…っ!」 琥珀の瞳に映る己の痴態を見つけて目を伏せると、涙が零れた。 「や、約束…す…っ!」 「ほんとに〜?」 疑わしい目つきで菌を覗く。 「もし破ったら?」 「あっ、…うっ、す、好きに…すればっいいっ…!」 答えながらも続けられる愛撫に、息も絶え絶えの菌はいささかの自信もなかったが、持ち前の意地が先行してしまった。 「好きに、ねぇ…何してもらおうかな♪」 楽しそうに呟く餡の声に後悔を覚えたが、今更撤回もできず。 「ん…っ、餡…っ」 「いやらしい、ばいきんまん」 楽しそうなその思案顔に、止められた愛撫の続きが待ちきれずに名を呼んで自然に揺れる腰を、満更でもない様子で見ていた餡が機嫌良く微笑んだ。 下着に手をかけ引き下ろしてやると、露わになった菌の中心がふるりと身震いをした。 「もうこんなになってるじゃない。」 ビクビクと波打つように震えるその先端からは、既に透明の液体が溢れかけていた。 「…っ、」 張り詰めたそれを口に含もうとする餡の気配に、菌は訪れるであろう快感に息を詰まらせた。 ***************************************************** こんな途中なんですが、力尽きました(笑) 続きは脳内補完でお願いします!! 2008.07.03 |